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●「英国で一番美しい村々コッツウォルズ」辻丸 純一 [読書レポート]

「英国で一番美しい村々コッツウォルズ」辻丸 純一
英国人の心の故郷、はちみつ色の村を旅する


英国で一番美しい村々コッツウォルズ (ショトルトラベル)

英国で一番美しい村々コッツウォルズ (ショトルトラベル)

  • 作者: 辻丸 純一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 単行本


読了日:2013.08.15
分 類:一般書
ページ:175P
価 格:1700円
発行日:2002年6月発行
出版社:小学館
評 定:★★★


●作品データ●
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テーマ : コッツウォルズ
語り口 : 一人称(私)
ジャンル: エッセイ・写真集
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 観光案内
文・写真: 辻丸 純一
デザイン: 馬嶋 正司
イラスト: 前村 佳恵
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【100字紹介】
ロンドンから西へ200キロ、絵画のような丘陵地帯に広がる田園風景、
それが英国人の心の故郷、はちみつ色の村々・コッツウォルズ。
カラー写真をふんだんに盛り込んだ、観光案内エッセイで、穏やかな癒しの時間を。



コッツウォルズは緩やかに連なる丘に点在する、30以上の村々の総称。
鉄道の駅から離れており、大きな開発からも隔絶されており、
昔ながらの「イングリッシュ・ビレッジ」がよく残る、
都会に住む英国人にとっては憧れのカントリーライフの代名詞のような地方、
のようです。童話の世界、といったところ。
村から村への距離は短く、30分もかからないドライブで行き来できるそうです。

そんなコッツウォルズの魅力を伝えるべく、
文章と、それと同じくらいのカラー写真で綴られたのが本書。
今度、実際に行ってみることにしたので、予習で読んでみました。

ひとつひとつの村を紹介していく形式です。
オックスフォード(あの大学が有名な)から始まり、
様々な特徴をもった村が登場します。
標高が一番高かったり、水門が有名だったり、
かつてスパ・タウンとして名を馳せていたり、運河が通っていたり…、
最後はお風呂の語源になったバース。
そのあとにイングリッシュ・ガーデンを3つほど紹介し、
簡単なエッセイ、、他に各所にミニコラム。

コッツウォルズについて、まったく何も知らなかったのですが、
どういうところか何となく把握できました。
写真も綺麗でした。
ただ、エッセイ方向かガイドブック方向か、全体としてはちょっと中途半端だったかも。
エッセイとして読むと少し面白みに欠けるし、
ガイドブックだと思うと若干、物足りない。
思い切ってもう少し、どちらかに振った方がより面白かったのではないかと思います。

でも、どんな旅になるか楽しみにはなりました。
面白いものを見てこられるといいなと思います。


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文章・展開 : ★★+
簡 潔 性 : ★★★★
学 術 性 : ★★★
独 自 性 : ★★★★
読 後 感 : ★★★
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