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●2013英国の旅(17) 2日目(エディンバラ市街)昼食 [旅行記]

2日目のお昼ご飯は、エディンバラのレストランで。
レストランの近くでバスを降り、そこから徒歩で向かうと、
お店の前に待ち構えていたのはバグパイプのおじさん!

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バグパイプ奏者

今回参加したツアーの、特別メニューらしいです。
ほう…。
微妙に近所迷惑では…?と思わなくもないですが、
もうすっかりこの辺では慣れっこなのかもしれません。
間近でバグパイプが見られて、なかなか興味深かったです。
しかしあれは肺活量が結構必要そうだなあと。


そして、レストランへ。


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足つきグラス

何だかずっしりしたコップ…なのに、不自然に足がついている…!
何これ、と思わず激写。
ちなみに英国では、日本と同じくお水がタダで出てきます。
そんな国、日本しかないぞ、と言われていた気がするのですが、
かなりびっくりしました。
英国の水道水は、旅行者でもちゃんと飲めるらしいです。
しかも味が日本とあまり変わらない。
スコットランドは、日本と同じく軟水なのだそうで。
南の方に行くと、硬水になっていくらしいですが。
なので、水質が近いもの同士、
スコットランドの紅茶は、日本でも美味しく飲めるとか。
へ~。知りませんでした。
イタリアは、水を含めた飲み物が全部別料金だった分、
余計にカルチャーショック&思ったより節約できてしまいましたわ。


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ハギスコロッケ

おいしそうな、コロッケ風のハギス。
でもこれ、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理です。
き、聞くと恐ろしげ過ぎて食べられないのですが…!

…食べましたけど。恐る恐る。

じーっくり煮込むそうで、臭みはありませんでした。
下に敷かれている仄かなオレンジ色のものはポテトですが、
一体何が混じってこの色なのか…?

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メインディッシュ・サーモン

付け合せは…あれ、何だっけ?かぼちゃだったような。
これはとってもおいしいサーモンでした。
さすが、島国。


これに、デザートが…コーヒーか紅茶かアイスから選べます、と。
え、アイス+コーヒー or 紅茶、ではなく?
アイスを選ぶと紅茶が飲めない?
へー…。


美味しく頂きました。
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●2013英国の旅(16) 2日目(エディンバラ市街)市街移動 [旅行記]

さて、カールトン・ヒルをおりて、またバスで移動です。
時間はお昼。ごはんだ、ごはんだー。

バスガイドさんが、市内案内をしてくれているのですが、
ほうほう、と思いつつ、なかなか頭には入ってきません。
とりあえず、エディンバラ出身の凄い人がいっぱいいるよ!
というのと、そのゆかりの人たちのおうちとかが、
その辺だよ!とかで、めちゃくちゃ普通に残っている、
というのはよく分かりました。

って、ふわ!?
今のは…!?


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名探偵の銅像

交差点でぐるっと回ったところで頑張って撮ったので、
ぶれっぶれなのですが!
分かります?あの帽子、特徴的な服装!
世界の名探偵、シャーロック・ホームズではありませんか。
そう、ホームズ自身はロンドンかもしれませんが、
コナン・ドイルはエディンバラ大学なのですよね。
おおお、しゃーろっくー!


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スコット記念塔

ウォルター・スコットのスコット記念塔、みたび登場。
いや、大きいです。
思い切り写真の手前にバスの内装が映りこんでしまった…。


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エディンバラ城前

エディンバラ城内探索のとき、大砲が並んでいたところの正面でしょうか。
あそこから撮った写真で、バスがいっぱい並んでいるのがあったと思いますが、
今度は自分が、いっぱい並んでいるバスの乗員になったわけですね。


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ダンボール製エディンバラ城

お店の前でバスを降りたら、ディスプレイがダンボール製のエディンバラ城!
わあああ、何か凄い。


さあ、次回はついにお昼ご飯!

…って凄いなー、午前中だけで何回分費やしてしまったのでしょう…(- -;)。
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●2013英国の旅(15) 2日目(エディンバラ市街)カールトン・ヒル2 [旅行記]

今回は、カールトン・ヒルからの眺めを中心に。

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アーサーズ・シード

カールトン・ヒルと同じように、エディンバラ市街を見下ろせる別の丘です。
あちらには建物が見えなくて、登るのも大変そう…。


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旧市街の眺め

右端後方に写っているのがエディンバラ城。
右手前の橋は、旧市街と新市街を結ぶもの。
別に下は河ではありません。下も街。
複雑な多層構造をした計画都市なので。


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エディンバラ城と駅とスコット記念塔

丘の上はぐるっと一周できるようなので、
反時計回りに歩きました。
ぐぐーっとエディンバラ城側に近付いたところです。
真ん中辺りの時計塔があるのが、この辺の中央駅。
列車に乗る人が遅れないように、と昔から時計の針は5分、
進めてあるそうです。


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新市街と湾の眺め

更に歩いて、ぐるっと回り込んでいきます。
積み木みたいな街。


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Welcome to Calton Hill

一周したら、最後に看板がありました。
さて帰ろうか、というところでようやく、
「Welcome!」されちゃいました。。。


そういえば菜の花がよく読んでいるファンタジーラノベのシリーズ、
谷瑞恵さんの「伯爵と妖精」シリーズのヒロインは、
スコットランド出身のリディア・カールトンでしたが、
ここから名前をとったのでしょうかねー。
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●2013英国の旅(14) 2日目(エディンバラ市街)カールトン・ヒル1 [旅行記]

エディンバラ市の中心部にある丘が、カールトン・ヒル。
エディンバラ観光のラストは、この丘から、
エディンバラの眺めを堪能です。

少し下の方でバスを降りて、てくてくと歩いて登るのですが、
途中でぱらぱらと雨が。あらら。雨だ。

でも歩いているうちに、すぐに止みました。
降ったり止んだり。目まぐるしいお天気です。


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カールトン・ヒル

さあ、丘の上です。
風にそよぐ背の高い草原の向こうに、変な建造物がちらほら…。


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ネルソン・モニュメント

こちらがネルソン・モニュメントという塔。
エディンバラ城にあった「ワンオクロック・ガン」と対を成す、
「タイムボール」があります。
エディンバラ城では音を鳴らし、
カールトン・ヒルでは大きな球を上下させて、
同じ時間に時間を知らせるらしいです。
どちらも、海上の船に時間を知らせるためのもの。


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ナショナル・モニュメント

で、こちらの造りかけのパルテノン神殿もどきがナショナル・モニュメント。
ナポレオン戦争の戦没者祈念で造られかけて、
寄付金が足りなくて銀閣寺してしまった成れの果てと。
いや、銀閣寺はあれで完成形ですけれども、
これはなかなか…何と言うか、戦没者の無念さが伝わるようです。


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パルテノン神殿に近寄ってみた


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更に歩いてみた


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もっと回り込んでみたら、若者が近寄っていった


うん、何か「変なもの」としか言いようがありません。
スコットランドの人も、結構お茶目ですね。
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●2013英国の旅(13) 2日目(エディンバラ市街)ホリールード宮殿 [旅行記]

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ホリールード宮殿

はい、いきなりですが、こちら、ホリールード宮殿。
何か西洋のお城ー、って感じですね。
ファンタジーRPGで王様とか住んじゃっていそうです。
エディンバラ城とは、例の石畳のメインストリート、
ロイヤル・マイルで結ばれています。
ルネッサンス様式の優美な建物です。
元々、ホリールード教会のゲストハウスだった建物を
1501年にジェイムズ4世が宮殿として改装したそうです。
…教会のゲストハウス、でかっ!
女王のスコットランド公式滞在時には、こちらを利用して、
そのときは女王旗が揚がって、見学不可だそうですが、
多分このときはスコットランドで休暇中だったので、
別のお屋敷にいらしたらしく、見学者が写真には写ってます。

でもまあ、時間の関係上、こちらの見学はこれだけ。


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スコットランド王家の紋章

壁にあった、紋章も激写してみました。
スコットランドの象徴はユニコーン。
背後には、王冠の入ったスコットランドの旗
(青地に白い対角線のクロス)があります。
周りを取り囲む青い花はアザミ。
スコットランドの国の花です。
ああ、ここはイングランドではなく、スコットランドなのだなあ、
そしてイングランドとスコットランドはやっぱり、
別の歴史を持つ別の国だったのだなあ、と、ふと感じました。

それにしても、どの建物も重々しい色合いで、
街全体が陰鬱な色を帯びているなあと思ったのですが、
そうか、石材がそういう色なのですね。
どこも、同じように濃い色の石材が多いのです。
エディンバラ城も。
そういう地質なのでしょうね。


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ホリールード宮殿前付近のロイヤル・マイル

エディンバラ城側に比べると、普通の住宅街という感じ。


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宮殿前のお店

それにしても、どこに行っても、建物に歴史を感じる街です。
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●2013英国の旅(12) 2日目(エディンバラ市街)再びバスで移動 [旅行記]

エディンバラ城を離れ、再びバスで移動を開始。

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ゴミ箱と電話ボックス

第6回で登場の「ジキルとハイド」の看板のあるお店前が、
妙に生活感あるな~と思わずバスの中からぱちり。
あふれる生活ゴミ…!
観光案内所にも載っている、観光スポット、
しかもメインストリートでこういう光景、なかなか珍しいかと思いまして。
例によって例のごとく、窓ガラスのうつりこみ、すみません。


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the elephant house

赤い店構えが特徴的なこのお店。
エディンバラ在住のJ・K・ローリングが、
暖房費節約のためにここで入り浸って、
ハリポタシリーズを執筆していたというお店。
通り過ぎただけですが、何とか撮影してみました。
だから何ってわけでもないのですけれどもね!


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芸術祭で、派手派手に装飾中の建物

道沿いで、芸術祭の会場になっていて、
派手に装飾されている建物もちょこちょこ見かけました。
まあ、派手ね~、と思ったら、ちょっと、奥様、この建物!

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エディンバラ大学校章

エディンバラ大学の建物でした…。
街のあちこちに点在しているらしいのですが、
(というかむしろ、ユネスコの世界遺産に登録されている旧市街の多くの建物が
エディンバラ大学の所有物らしい…世界遺産を所有する大学…恐るべし)
大学は8月は夏休みなので、芸術祭の会場として利用されているそうです。
ちなみにQS世界大学ランキングでは、日本の最高位である東京大学で32位のところ、
エディンバラ大学は17位につけています…。か、勝てない…。
ま、規模も大きいのですけれどもね。
学部生が2万人弱、大学院生が1万人弱くらいいるそうなので。


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キャノンゲート教会

こちらもバスから頑張って撮影してみました。
あれですよ、アダム・スミスですよ!
「国富論」で有名な、アダム・スミスのお墓がある教会です。
アダム・スミスとはお仕事上、ちょっとご縁がありまして、
何となく「おおお、これが!」とは思いましたが、
通り過ぎただけなのでした。


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キャノンゲート教会裏手

こちらの写真はもう少しあとの時系列で撮影しているのですが、
同じくバス移動中にちょうど教会の裏手が見えたときの1枚。
アダム・スミスのお墓は、この写真では木の陰になってしまっている辺りの
壁際にあると思うのですが、うん、分かりませんね。
建物の壁と、鉄格子に囲まれた小さなお墓なのだそうです。
経済学の父、ここに眠る。


エディンバラ市街のバスの旅でした。
次回は、ホリールード宮殿に向かいます。
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●2013英国の旅(11) 2日目(エディンバラ城)エディンバラ城4 [旅行記]

今日でエディンバラ城、最終回の予定。

メグちゃん(大砲)のところから、アーガイル砲台を眺めてみました。

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アーガイル砲台を見下ろす

敵はフォース湾の方からやってきたのでしょうね、スコットランドでは。
雨が降っているので、色とりどりの傘が見えています。
エディンバラの街、近い!
あと、すぐ下の道は観光バスだらけ!
エディンバラ城は、スコットランドでは一番の観光地なのでしょうね。


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ラング階段を降りる

第8回で下から見上げていたショートカットの階段を、
帰りは降りていくことにしました。
ちょうど雨も上がって、ちょっと風情があるくらい。


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旧兵舎など

また元の場所に戻ってきました。
さっきまで雨だったのに、もう青空です。
英国は1日のうちに四季がある、と言いますが、
本当に目まぐるしくお天気がくるくる変わります。


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青空のエディンバラ市街

ようやく明るいエディンバラの市街地の写真が撮れました。
見回していて、ふと、画面左側の建造物に目がいきました。
あれは…?

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立体駐車場

何と、エディンバラの立体駐車場は、景観に溶け込んでいますね…!
結構日本だと、景観ぶち壊しなのをよく見る気がするのですが。
いや、そんな壊すほどの景観もないところに建っているのが普通か…、
立体駐車場というのものは。だから気にしないのかも。
しかしこの立体駐車場はお見事。
むしろ車が目立っちゃうんですけどね…。
エディンバラの街は凹凸が激しいところに建っており、
建物の1階部分を見ながら路地を歩いていると思ったら、
渡った橋の下に裏通りが通っていて、向こうの建物の
ずいぶん高いところに接続してしまった、なんてこともザラ、
という、複雑で巧みな都市計画がなされているらしいですが、
そういうところがこの立体駐車場にも現れているのでしょうね。


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再び城壁を見ながら


さて、これでエディンバラ城ともお別れ。

何だかんだで、
「あれ、殆どエディンバラ城内の写真、撮ってなくない?」
と、写真を整理してから気付きました。
もっと、他の人が撮らないような、
でも実際に足を踏み入れたら見ている「自然な視線」の写真を
撮るべきだったなあ、と今更ながらに痛感しています。
一応、心掛けていたはずなのですけれどもね。
何度も旅行日記を書いていて慣れているはずなのに、難しいですねー。
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●2013英国の旅(10) 2日目(エディンバラ城)エディンバラ城3 [旅行記]

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エディンバラ城からの眺め

それにしてもエディンバラ城からの眺めはなかなか絵画的。

…と思っていたら、雨が降ってきてしまいました。
あらら。

国立戦争記念館の裏手側…アーガイル砲台の側には、
セント・マーガレット礼拝堂という小さな建物があります。

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セント・マーガレット礼拝堂の表示

昔の王様が、亡き母・マーガレットのために建てた、
王家の私用礼拝堂だそうです。
城内…また、エディンバラで最も古い建物で、
1093年建造…、1093年?
白河上皇の時代ですかね。
戦争に晒されていた割には、ちゃんと残ったのですね。

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セント・マーガレット礼拝堂のステンドグラス

この礼拝堂の「みどころ」は、ステンドグラスです。
というか、ステンドグラス以外、何もない!
めちゃくちゃ狭い…。
「ここはかつて、王家のトイレでした」と言われても
「まあ、そんなものかな」くらいの狭さです。
なるほど、私用礼拝堂ね。

この礼拝堂の前に鎮座ましましているのが、モンス・メグ。

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モンス・メグ

背景に写っているのが礼拝堂。
大砲好きの王様へ、大陸の善良公フィリップ3世からの贈りもの。
手前の石の弾をこめて発砲するのです。過激なメグちゃん。

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メグの眼下にはエディンバラの街

メグちゃんの向いている先は、エディンバラ市街。


この付近の茂みで、変なものを見つけました。

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茂みに、黄色いものがいっぱいぶら下がっている図

な、何これ?
大きな、ガチャガチャとかで出てくる玉みたいな。
少しつぶれたプラスチック製の球形で、
下半分はイエロー、上半分は透明のカップ。
中を覗き込むと…


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蜂!?

うわあああ、何か蜂がいっぱい入っているようですが!
何ですか、これ?何なんですかー!?
こんな観光地で養蜂?それとも逆に捕まえているの?
どういうこと?

いや、よく分からないのですが…未だに謎です。

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●2013英国の旅(9) 2日目(エディンバラ城)エディンバラ城2 [旅行記]

エディンバラ城のてっぺんまでのぼりました。
一番高い広場に面しているのがこちら、宮殿です。

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宮殿

宮殿…というには、あまりにも地味な色合い。
いや、こういうのは「堅牢」というのですね。
とっても硬派です。
立てこもって戦った歴史もある、実戦的なお城ですしね。

それにしても英国の人は、何にでも時計をつけるのが好きだなあ…。
現在時刻は10時を少し回ったところ、というのが写真から分かりますね。
結構、観光客も多いです。白人さんの割合が高いですね。

この宮殿の中には、スコットランドの「三種の宝器」(王冠、御剣、王笏)と、
王の戴冠式用の椅子に使われていた「運命の石」が展示されています。
まあ、この「運命の石」は数奇な運命を辿ってきていて、
本当に本物かどうか…と、何か異説もあるようですが…。
700年ほどイングランドに奪われたままで、
ウェストミンスター寺院で椅子の下敷きにされていたようですが、
ようやく1996年にスコットランドに里帰り(?)し、
エディンバラ城に安置されることになったそうです。

宮殿の中は撮影禁止だったので写真はありません。
宝器と運命の石に辿り着くまでの順路では、展示などで
エディンバラ城の歴史が分かる、ということになっていました。
へー。ほー。いや、全然知らなくてすみませんでした、と。
ここでにわかにスコットランドの歴史知識を仕入れてから、
宝器と対面しなさい、ってことですね。たぶん。。。
そうですよね、日本の歴史を一切知らない外国人観光客に、
「何だ、あの変なもの」とかいい加減に神社とかで
ご神体に近寄って欲しくない、みたいなのはあると思います、ええ。
いや、ふと思っただけですが。

とりあえず、何か綺麗でした。
スコットランドの歴史もちょこっと勉強しました。
王様も大変だなあ、と思いました。


宮殿前の広場を取り囲むように、宮殿の隣に建っているのが
「グレート・ホール」です。
こちらは1513年建造の、儀式や集会用の広間。

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グレート・ホールの梁

木製の天井の梁が、とても特徴的。
ガイドさんは「釘を使っていない、
ヴァイキングの造船技術を応用したもの」と
広場で説明されていたように思うのですが、
そういう説明書きは特に見当たらなかったので、真相は不明。
しかし、納得はしますね。

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グレート・ホールの短辺側の壁際

何やら大きな絵が、天井近くに掲げられています。
白馬に乗って敵を打ち倒す、戦場の絵のようです。
その下の壁は、銃などを象った意匠の飾りなど。


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グレート・ホールの長辺側の壁際

グレート・ホールの壁際にはひたすら、
昔の剣、槍、鎧ほか、武具などが展示されていました。
元々、議会のミーティングルームにも使われていたらしいですが、
ずいぶん好戦的な場所でございますこと。
兵舎として使われていた時期も長かったそうなので、その名残でしょうか。


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国立戦争記念館(左)と宮殿(右)

グレート・ホールから再び広場へ。
宮殿を前にすると、広場の周りは向かって右側がグレート・ホール、
左側が国立戦争記念館になります。
元は第一次世界大戦のスコットランド人戦没者のために建てられたのですが、
その後も第二次世界大戦をはじめ、現在の軍事行動でも、
亡くなったスコットランド人兵士を加えていっているようです。
彼らの名前を記した大きなファイルが、山のように展示されていました。
これらは誰でも触ることが出来ます。
が、何となく罰当たりかなーと、やはり写真は撮りませんでしたので、
記念館の中の写真もありません。ステンドグラスは綺麗でした。


って、うわあ、エディンバラ城、いつになったら終わりますかねー。
この調子でいくとこの日記、1年くらい連載するのでは…(- -;)。
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●2013英国の旅(8) 2日目(エディンバラ城)エディンバラ城1 [旅行記]

いよいよ、エディンバラ城、入場です!

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エディンバラ城入口・門楼

門に掲げられているのは、スコットランドの紋章。
旗は3つで、真ん中がスコットランドの旗。
あとの2つは…風ではためいていてよく分からず。


そういえば、イギリスのユニオンジャックって、
スコットランド+イングランド+北アイルランドの3つの旗を
重ね合わせたものだということを今回初めて知りました。
そ、そうだったのですねー!
物知らずで、すみません。


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門楼をくぐる

さあ、くぐります。
うわあ、石造りの城壁!
高い!凄い!

何か、雰囲気的には沖縄の今帰仁城を思い出しました。
大分、気温とか風俗とか違うような気はしますが、
どこか遠くで、通じ合うものを勝手に感じました。

エディンバラの街自体は、小樽のイメージだったのですが、
何故お城だけ突然、沖縄ー!(←おかしいのは菜の花の思考回路…)


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次の門は、16世紀に守りを固めるために建てられた落とし格子門

やはりスコットランドの紋章が掲げられています。


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落とし格子門をくぐる

うーん、この落とし格子の下部分の鋭さが怖い!
通っている途中に落ちてきたら、確実にざくっと…(怖い怖い怖い)。


落とし格子門を抜けると、最初に左手側にあるのがラング階段。

DSCN0788 (480x640).jpg
ラング階段

ここを登ると、てっぺんにショートカットできちゃうのです。
しかし、ここは通らずに、まっすぐ進みます。


左手に城壁などを見つつ、直進すると右手前方の視界が開けてきます。
沢山の砲台が並ぶ、見晴らしの良いアーガイル砲台。
戦ったんだなあ…たぶん。

その一番奥がこちら。

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アーガイル砲台の奥、ワンオクロックガンとエディンバラの風景

ワンオクロックガンは、他の砲門と違って、ちょっと新しめ。
何と現役です。もちろん、敵に攻撃はしませんけど。
その名の通り、毎日13時になると、時間を知らせるために撃たれるのです。
フォース湾(写真に写っている、この湾)を航行する船などに
時間を知らせる目的だったようです。

それにしても見晴らしが良いです。
なるほど、ここを軍事拠点にして、スコットランドという国を守ろうとした、
というのも納得です。
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