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●「ルルとララのハロウィン」あんびるやすこ [読書レポート]

「ルルとララのハロウィン」あんびるやすこ
シリーズ第23作。仲良くしたいおばけたち


ルルとララのハロウィン (おはなしトントン)

ルルとララのハロウィン (おはなしトントン)

  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2017/09/13
  • メディア: 単行本


読了日:2023.6.28
分 類:児童書
ページ:71P
価 格:1100円
発行日:2017年9月発行
シリーズ:ルルとララシリーズ
出版社:岩崎書店
評 定:★★★


●作品データ●
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テーマ : お菓子
語り口 : 三人称(ですます調)
ジャンル: 児童書
対 象 : 小学生向け
雰囲気 : おいしそう、ちょっといい話
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【100字紹介】
森のお菓子屋さんルルララシリーズ第23作。 店の中に突然現れた可愛いオバケのお客さま。 森のみんなと仲良くなりたくて、周りに心配されつつも 「やってみなくちゃ、わからない」とパーティーの招待状を配るものの…


小学生の女の子ふたりで切り盛りする、森の動物たちのお菓子屋さんのお話の
ルルとララのシリーズ23作目。タイトル通り秋、ハロウィンの季節です。
そして現れるホンモノのオバケ。
突然現れたオバケのこどものクロ―とウーが今回のおきゃくさま。

ハロウィンには2年に一度、「ランタンフェスティバル」というのがあり、
たくさんのオバケたちが人間たちの世界にやってきてランタンを下げるらしいのです。
これが何と、森の仲間たちには「オバケの光」と呼ばれていて
「みないようにしている」ものなのですが…、
クローとウーによると「いまはいなくなってしまった仲間が
みまもっていることをみんなにしらせる光」なのだというのです。
クローとウーは森の仲間たちと友だちになりたくて、
このランタンフェスティバルを楽しむためのパーティーを企画したのですが…。

まあ、元の感覚が違いますのでね…。異種族というか、異文化というか…、
違う世界の人同士が分かりあうのは、十分な歩み寄りが必要ですね。
子どもの柔軟さというのも大事ですし。

さて、そんな今回のお菓子は。
クローとウーの注文は、「いままでみたことのないケーキ」です。
でもまだまだオーブンを使いこなせていないルルララは
スポンジケーキを何度焼いても失敗してしまいます。
この見た目失敗のスポンジケーキをくずして使う
「ケーキポップ」が今回のメイン。
アレンジで「ココア&ナッツのケーキポップ」
「クリームチーズとオレンジピールのケーキポップ」、
そしてアイシングの可愛い「ハロウィンのおしゃれクッキー」、
「ハロウィンのケーキポップ」と、更に可愛さプラスで「かわいいケーキポップ」。

いや、とにかく、ものすごく、イラストが、可愛い!おいしそう!!
レシピよりもも、イラストを見るだけで満足ですね…。
作を重ねるごとに、お菓子のイラストの破壊力が上がっていく…。
内容も、ええ、異文化交流、異文化コミュニケーションでいいんですが、
イラストだけで何かおなかいっぱいな気分です…。
このシリーズ、いい…。
でも小学生が挑戦するには、なかなかコーティングとか面倒そうで、
これを準備しておぜん立てするのは…めんどいな…と思ってしまうのは
ダメですね、ええ、すみません、怠け者な母で…。
そのうち、やれる機会があるかな…ないかな…。
まあ、なにごとも、やってみなくちゃ、分からないですしね?


菜の花の一押しキャラ…ニッキ

「まったくじつに。なにごとも、やってみなくちゃ、わからないのであります」(ニッキ)


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文章・展開 :★★★
簡 潔 性 :★★★
学 術 性 :★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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