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●「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く」岡本 一志 [読書レポート]

「幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く」岡本 一志
仏教から学ぶ、幸せの花を咲かせるヒント


幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く

幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く

  • 作者: 岡本 一志
  • 出版社/メーカー: 1万年堂出版
  • 発売日: 2012/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


読了日:2023.6.25
分 類:一般書
ページ:235P
価 格:1200円
発行日:2012年3月発行
出版社:1万年堂出版
イラスト:太田 知子
評 定:★★★★+


●作品データ●
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テーマ : 生き方
語り口 : 一人称(私)
ジャンル: 一般書
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 読みやすい
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【100字紹介】
幸せになりたいなら、まずは幸せのタネをまきましょう。 「誰も分かってくれない」と不幸せのタネばかりまいていませんか? お釈迦さまの説いた教えと、悩み相談での実例の中から見る、幸せの花の咲かせ方のアドバイス


表紙のデザインが可愛いのと、タイトルにひかれたことから手に取りました。
誰もが幸せになりたいですよねえ…。

目次を見るだけでも、「ありがたそうな」お話ですが、
読んでみると、「あるある」が満載だし、何より読みやすいです。
すらすら読めます。文章が読みやすい。

内容も、本当にそうだよねえ、そうだよねえ、というものばかりです。
運が悪かったとか、周りの人が悪いとか、そうやって他責にしていては
不幸せのタネばかり育っていってしまいますね。
火のない所に煙は立たぬし、蒔かぬ種は生えぬ、
原因は何なのかをしっかり考えることが大事、
でも蒔いたから即、それが実るとも限らずすぐに収穫できるものもあれば何年も経ってから、
というものもあるのだから結果がなかなか出ないときは定期預金をしていると考えたら良いし、
焦らずタネは蒔き続ける方が良いし、親切にした相手に感謝されなかったとしても
巡り巡っていつか自分に返ってくるものなのだから、
相手にお礼や見返りの請求書を突きつけたりしなくていいよ、と。

個人的には第6章、第7章は特に沢山頷いた気がします。

 「どうしてもっと優しくしてくれないの?」相手を責めても、何も解決しません
 「相手が間違い。自分が正しい」相手を一方的に責める気持ちをリセットしてみよう
 嫌いな人のことが気になって、苦しいときは、ちょっと落ち着いて自分の心を見つめてみよう
 親切の請求書は、捨ててしまいましょう よいタネまきは、必ずあなたに返ってきます
 「全然、分かってくれない」「全く助けてくれない」「してくれない」の口ぐせが、あなたの世界を孤独にする
 「何事にも感謝しよう」といわれても…「してもらったこと」を、あっという間に忘れる私
 一緒に過ごせる時間は、あとどれだけ?「限りがある」と思えば、相手を自然と大切にできる

などなど。もうひとつひとつのタイトルだけで、十分タメになりますね。
本当、心がけたいものです。

悩み相談が若干、蛇足っぽく感じるところが若干ありましたが、
読みやすさと、あらためて気を付けようと思えたので、
ありがとうの気持ちを込めて、★は4.5。


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文章・展開 :★★★★★
簡 潔 性 :★★★★
学 術 性 :★★★
独 自 性 :★★★★
読 後 感 :★★★★★
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