SSブログ

●2013英国の旅(9) 2日目(エディンバラ城)エディンバラ城2 [旅行記]

エディンバラ城のてっぺんまでのぼりました。
一番高い広場に面しているのがこちら、宮殿です。

DSCN0795 (480x640).jpg
宮殿

宮殿…というには、あまりにも地味な色合い。
いや、こういうのは「堅牢」というのですね。
とっても硬派です。
立てこもって戦った歴史もある、実戦的なお城ですしね。

それにしても英国の人は、何にでも時計をつけるのが好きだなあ…。
現在時刻は10時を少し回ったところ、というのが写真から分かりますね。
結構、観光客も多いです。白人さんの割合が高いですね。

この宮殿の中には、スコットランドの「三種の宝器」(王冠、御剣、王笏)と、
王の戴冠式用の椅子に使われていた「運命の石」が展示されています。
まあ、この「運命の石」は数奇な運命を辿ってきていて、
本当に本物かどうか…と、何か異説もあるようですが…。
700年ほどイングランドに奪われたままで、
ウェストミンスター寺院で椅子の下敷きにされていたようですが、
ようやく1996年にスコットランドに里帰り(?)し、
エディンバラ城に安置されることになったそうです。

宮殿の中は撮影禁止だったので写真はありません。
宝器と運命の石に辿り着くまでの順路では、展示などで
エディンバラ城の歴史が分かる、ということになっていました。
へー。ほー。いや、全然知らなくてすみませんでした、と。
ここでにわかにスコットランドの歴史知識を仕入れてから、
宝器と対面しなさい、ってことですね。たぶん。。。
そうですよね、日本の歴史を一切知らない外国人観光客に、
「何だ、あの変なもの」とかいい加減に神社とかで
ご神体に近寄って欲しくない、みたいなのはあると思います、ええ。
いや、ふと思っただけですが。

とりあえず、何か綺麗でした。
スコットランドの歴史もちょこっと勉強しました。
王様も大変だなあ、と思いました。


宮殿前の広場を取り囲むように、宮殿の隣に建っているのが
「グレート・ホール」です。
こちらは1513年建造の、儀式や集会用の広間。

DSCN0796 (480x640).jpg
グレート・ホールの梁

木製の天井の梁が、とても特徴的。
ガイドさんは「釘を使っていない、
ヴァイキングの造船技術を応用したもの」と
広場で説明されていたように思うのですが、
そういう説明書きは特に見当たらなかったので、真相は不明。
しかし、納得はしますね。

DSCN0799 (480x640).jpg
グレート・ホールの短辺側の壁際

何やら大きな絵が、天井近くに掲げられています。
白馬に乗って敵を打ち倒す、戦場の絵のようです。
その下の壁は、銃などを象った意匠の飾りなど。


DSCN0800 (640x480).jpg
グレート・ホールの長辺側の壁際

グレート・ホールの壁際にはひたすら、
昔の剣、槍、鎧ほか、武具などが展示されていました。
元々、議会のミーティングルームにも使われていたらしいですが、
ずいぶん好戦的な場所でございますこと。
兵舎として使われていた時期も長かったそうなので、その名残でしょうか。


DSCN0801 (640x480).jpg
国立戦争記念館(左)と宮殿(右)

グレート・ホールから再び広場へ。
宮殿を前にすると、広場の周りは向かって右側がグレート・ホール、
左側が国立戦争記念館になります。
元は第一次世界大戦のスコットランド人戦没者のために建てられたのですが、
その後も第二次世界大戦をはじめ、現在の軍事行動でも、
亡くなったスコットランド人兵士を加えていっているようです。
彼らの名前を記した大きなファイルが、山のように展示されていました。
これらは誰でも触ることが出来ます。
が、何となく罰当たりかなーと、やはり写真は撮りませんでしたので、
記念館の中の写真もありません。ステンドグラスは綺麗でした。


って、うわあ、エディンバラ城、いつになったら終わりますかねー。
この調子でいくとこの日記、1年くらい連載するのでは…(- -;)。
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。