●「ルルとララのホットケーキ」あんびるやすこ [読書レポート]
「ルルとララのホットケーキ」あんびるやすこ
シリーズ第14作。本当のマナーってなに?
読了日:2023.2.25
分 類:児童書
ページ:71P
価 格:1000円
発行日:2011年12月発行
シリーズ:ルルとララシリーズ
出版社:岩崎書店
評 定:★★★
●作品データ●
---------------
テーマ : お菓子
語り口 : 三人称(ですます調)
ジャンル: 児童書
対 象 : 小学生向け
雰囲気 : おいしそう、ふんわり
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【100字紹介】
森のお菓子屋さんルルララシリーズ第14作。 森で有名なマナーの先生であるきつねのモリーが、こどもたちに ナイフとフォークのマナーを教えるのにやる気になるようなお菓子を探していました。 本当のマナーってなに?
小学生の女の子ふたりで切り盛りする、森の動物たちのお菓子屋さんのお話の
ルルとララのシリーズ14作目。
今回の舞台は、寒くなりつつある頃。
あたたかいものがおいしくなる季節です。
森で有名なマナーの先生、きつねのモリーは、
名家にお呼ばれして急遽、マナーを勉強している
あなぐまの子どもたち、リラとベスに教えているところ。
一生懸命おじぎやあいさつのことばを覚えたふたりでしたが、
どうしてもナイフとフォークの使い方がうまく覚えられず、
もっとおいしいものでやる気を出してもらいたいのだけれど…、
というお話をルルとララにしていきます。
というわけで、今回のレシピはホットケーキ。
ホットプレートで焼く「プレーンホットケーキ」に始まり、
メープルシロップやチョコソースをかける「シンプルホットケーキ」、
バターにはちみつとシリアルスナックを混ぜて作る「ハニーコームバター」、
そしてアレンジの「ココアホットケーキ」「いちごのホットケーキ」
「ブルーベリーホットケーキ」、ラストは冷めたり形の悪いホットケーキも
素敵に変身させる「トライフル」です。
マナーの先生、ということで何となく、きつねのモリー先生は
きっと堅苦しい、型ばかり気にする方なんだろう、と
勝手に先入観を持ってしまいましたが、物凄い良い方でした。
本当のマナーって、素敵です。
前半でモリーは「ほんとうのマナー」について、端的に説明しますが、
これについてみんな腑に落ちない様子。
そして物語の最後で、同じ言葉を思い出して、はっとするのです。
あ、そういうことか!と。実感って、大事ですね。
「ほんとうのマナー」、忘れないでいたいものです。
菜の花の一押しキャラ…シュガーおばさん
「そこにいる人がみんなしあわせなきもちになれること。それが『ほんとうのマナー』なの。」(モリー)
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文章・展開 :★★★
簡 潔 性 :★★★
学 術 性 :★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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シリーズ第14作。本当のマナーってなに?
読了日:2023.2.25
分 類:児童書
ページ:71P
価 格:1000円
発行日:2011年12月発行
シリーズ:ルルとララシリーズ
出版社:岩崎書店
評 定:★★★
●作品データ●
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テーマ : お菓子
語り口 : 三人称(ですます調)
ジャンル: 児童書
対 象 : 小学生向け
雰囲気 : おいしそう、ふんわり
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【100字紹介】
森のお菓子屋さんルルララシリーズ第14作。 森で有名なマナーの先生であるきつねのモリーが、こどもたちに ナイフとフォークのマナーを教えるのにやる気になるようなお菓子を探していました。 本当のマナーってなに?
小学生の女の子ふたりで切り盛りする、森の動物たちのお菓子屋さんのお話の
ルルとララのシリーズ14作目。
今回の舞台は、寒くなりつつある頃。
あたたかいものがおいしくなる季節です。
森で有名なマナーの先生、きつねのモリーは、
名家にお呼ばれして急遽、マナーを勉強している
あなぐまの子どもたち、リラとベスに教えているところ。
一生懸命おじぎやあいさつのことばを覚えたふたりでしたが、
どうしてもナイフとフォークの使い方がうまく覚えられず、
もっとおいしいものでやる気を出してもらいたいのだけれど…、
というお話をルルとララにしていきます。
というわけで、今回のレシピはホットケーキ。
ホットプレートで焼く「プレーンホットケーキ」に始まり、
メープルシロップやチョコソースをかける「シンプルホットケーキ」、
バターにはちみつとシリアルスナックを混ぜて作る「ハニーコームバター」、
そしてアレンジの「ココアホットケーキ」「いちごのホットケーキ」
「ブルーベリーホットケーキ」、ラストは冷めたり形の悪いホットケーキも
素敵に変身させる「トライフル」です。
マナーの先生、ということで何となく、きつねのモリー先生は
きっと堅苦しい、型ばかり気にする方なんだろう、と
勝手に先入観を持ってしまいましたが、物凄い良い方でした。
本当のマナーって、素敵です。
前半でモリーは「ほんとうのマナー」について、端的に説明しますが、
これについてみんな腑に落ちない様子。
そして物語の最後で、同じ言葉を思い出して、はっとするのです。
あ、そういうことか!と。実感って、大事ですね。
「ほんとうのマナー」、忘れないでいたいものです。
菜の花の一押しキャラ…シュガーおばさん
「そこにいる人がみんなしあわせなきもちになれること。それが『ほんとうのマナー』なの。」(モリー)
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文章・展開 :★★★
簡 潔 性 :★★★
学 術 性 :★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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