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●「10分で名著」古市憲寿 [読書レポート]

「10分で名著」古市憲寿
たった10分で、世界の名著の勘所を読もう


10分で名著 (講談社現代新書)

10分で名著 (講談社現代新書)

  • 作者: 古市 憲寿
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/05/18
  • メディア: 新書



10分で名著 (講談社現代新書)

10分で名著 (講談社現代新書)

  • 作者: 古市憲寿
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/05/18
  • メディア: Kindle版

読了日:2023.2.20
分 類:一般書
ページ:237P
価 格:900円
発行日:2022年5月発行
シリーズ:講談社現代新書 2659
出版社:講談社
評 定:★★★★


●作品データ●
---------------
テーマ : 読書案内
語り口 : 解説+対談
ジャンル: 一般書
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 難しすぎず、易しすぎず
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【100字紹介】
世界には一生では読み切れないほどの本がある。 先人たちが読み継いできた「古典」や世界の在り方を変えた「名著」、 読み通すのは難しいけれど、プロの「読みどころ」を読み、目的をもって取り組んでみるのはいかが?

どこかで聞いたようなタイトル…。
著者はアカデミックの社会学者で、
本書は「FILT」の隔月の連載を書籍化したもの。

タイトルくらいは学校で習うが実際に読み通すのが難しそうな本を中心に
「厳選した」12の「名著」や「古典」について、その道のプロに読み方、
読みどころを聞いた「名著の歩き方」。

各章に1作品を取り上げ、冒頭に「基礎知識」、その後に対談という構成です。
基礎知識と対談の構成は斎藤哲也氏。
…うん?あれ、何故そちらが著者名に入っていないのでしょう…?

さて、紹介される作品は以下の通り。

『神曲』 原基晶
『源氏物語』大塚ひかり
『失われた時を求めて』高遠弘美
「相対性理論」 竹内薫
『社会契約論』東浩紀
『ツァラトゥストラ』竹田青嗣
『わが闘争』佐藤卓己
『ペスト』佐々木匠
『古事記』三浦佑之
『風と共に去りぬ』鴻巣友季子
『国富論』野原慎司
『資本論』的場昭弘

なお、Amazonの本書の紹介では上記にそれぞれ一言ずつ、
内容をまとめた紹介がついているので、内容把握におすすめですね。

菜の花としてはこの中で全部読んだ!というものは…うーん、子供向けの
翻訳バージョンであれば、「源氏物語」「古事記」あたりは読みましたが、
海外作品は殆ど通読はしていません。解説書をかじった程度だと…、
「社会契約論」「国富論」「資本論」あたりは、経済学の入門書系で
ちょこっと内容に触れているかな?程度でしょうか。
「失われた時を求めて」に至っては、タイトルも存じ上げず。
というか、「国富論」と「相対性理論」を両方通読している人って、
読書家ってレベルではない気がするのですが…。


若干、偏っている気もしなくてはないですが、
確かにこれらをすべて通読している人はいないだろう、うん、いないだろう、
とは思います!(自分が読んでないからというだけでなく…)

これらについての読書ガイドを示されてみると…ちょっとだけ、
読んでみてもいいかな…?と思ったり思わなかったり…いや、全部はいいかな、
でも1冊でも2冊でも、ちょっとだけ、読んでみてもいいかも?とは思います!
また…いつか。。。とりあえず、一般教養は強化された気がします。
ありがとうございます!


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文章・展開 :★★★★
簡 潔 性 :★★★★
学 術 性 :★★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★★
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