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●「若者はなぜ「決めつける」のか」長山靖生 [読書レポート]

「若者はなぜ「決めつける」のか 壊れゆく社会を生き抜く思考」長山靖生
各世代を比較しつつ、その考え方を考察する


若者はなぜ「決めつける」のか: 壊れゆく社会を生き抜く思考 (ちくま新書)

若者はなぜ「決めつける」のか: 壊れゆく社会を生き抜く思考 (ちくま新書)

  • 作者: 長山 靖生
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: 単行本

読了日:2016.8.19
分 類:一般書
ページ:238P
価 格:800円
発行日:2015年2月発行
出版社:ちくま新書(筑摩書房)
評 定:★★★


●作品データ●
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テーマ : 年代別の世相と思想の傾向
語り口 : 一人称的
ジャンル: 一般書
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 著者の考えを伝える
装 丁 : 間村 俊一
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【100字紹介】
主に就業・就職を中心に、テン年代(2010年以降)、 ゼロ年代(2000年代)、90年代、それ以前の世代の、 世相とそれに直結する思考の違いを考察し、 現代社会の現状の整理と、 問題提起や意見を述べていく論考


興味深く読みました。
隙間時間にちょこちょこ読みをしたせいか、
まとまりが分かりにくく、全体に
だらだらと同じようなことが続くイメージでしたが、
それは読み方が悪かったのかもしれません。

世代間の思考の違いは、
それぞれの時代の政治、世相などに
直結している、という考え方は、
とても自然な感じがしました。
なるほど、そういう時代だったから、
こういう考え方になっていくのか、というような。
ちょっと考えれば、確かにそうなると
予想できそうだよね、というところが自然であり、
逆に言えば独自性という印象が
薄まるところでもありますが、
それをさくさくと文章化しているものを
普段読んでいなかったので「へー」という感じでした。

現代の実情とかけ離れていないとも思えますし、
よく現代社会を映し出しているような気がしました。


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文章・展開 :★★+
簡 潔 性 :★★★
学 術 性 :★★+
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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