●「伯爵と妖精 白い丘に赤い月満ちて」谷 瑞恵
「伯爵と妖精 白い丘に赤い月満ちて」谷 瑞恵
妖精と謀略とドキドキの英国風ファンタジー
読了日:2014.1.20
分 類:ライトノベル
ページ:298P
価 格:550円
発行日:2013年4月発行
出版社:集英社(コバルト文庫)
評 定:★★★★
●作品データ●
----------------------------
主人公:リディア・アシェンバート
エドガー・アシェンバート
語り口:3人称
ジャンル:英国風ファンタジー
対 象:ヤングアダルト向け
雰囲気:少女漫画風
結 末:ハッピーエンド
イラスト:高星 麻子
装 丁:織田 弥生
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【100字紹介】
英国、ヴィクトリア朝時代が舞台のファンタジー・ライトノベル第31巻。
自分の運命を知り、姿を消すアルヴィン。その行方を案じつつ、
リディアとエドガーは最終決戦の準備を進める…ついに迎えた彼らの戦いの結末。
英国、ヴィクトリア朝時代が舞台のファンタジー・ライトノベル。
32冊目にして第31巻、本編最終巻です。完結です。
自分が生まれれれば母が死ぬ、
プリンス打倒こそ使命だと信じていたのにそれは父殺しに
繋がっていた…、過酷な宿命を知って姿を消したアルヴィン。
最終決戦の鍵を握る「ファイアアゲート」を求めて、
伝説のセルキーを知るであろう老セルキーを訪ねるアーミンたち。
着々と調査を進めるカールトン教授や「朱い月」のメンバーたち。
多くの協力を得ながら、ついにリディアとエドガーの最後の戦いが始まります。
そして、終わります。
ここまでの道のりを思うと、ぎゅっと1冊に詰め込みすぎでは!?
というくらいの密度。ですが、まあそこはスピード感を出すために、
ということでよろしいのではないでしょうか。
あんまり引き伸ばされても、疲れますしね。
それにしても、これで本当に終わりなのですね。
もっと読みたい、もっと浸っていたい…と思いつつ、
そろそろ彼らの苦労も終わらせてあげたい、とも思います。
そして、まだ生まれていないにも関わらず、
すっかり親の顔になってしまったリディア&エドガーを眺めつつ、
時の流れに思いを馳せます。
それほどの時間は経っていないとはいいつつ、初期からは激変ですね。
リディアもエドガーもレイヴンもみんなみんな。
そしてアーミン…。まさかのアーミンでした。
ケルピーとの関係がとても興味深いものでしたのに。
それに、レイヴンとの関係も。
レイヴンと言えば、まさかのロンドン塔での繋がりでしたが、
あれは最初から構想されていたのでしょうか…。
うまく行き過ぎてびっくりですね。
そしてレイヴン&ケリーもいいですね。いいですよ!
まだ短編集があるらしいです。
いやー…、楽しみです。
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文章・描写 :★★★★
展開・結末 :★★★★
キャラクタ :★★★★
独 自 性 :★★★★
読 後 感 :★★★★
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菜の花の一押しキャラ…エドガー・アシェンバート
「妖精は、淋しくならないものね。魂しかないからなのかしら。
体を得てこの世に生まれたとたん、心はいろんな思いを知るのかもしれないわね」(リディア)
妖精と謀略とドキドキの英国風ファンタジー
伯爵と妖精 白い丘に赤い月満ちて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 谷 瑞恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/03/30
- メディア: 文庫
読了日:2014.1.20
分 類:ライトノベル
ページ:298P
価 格:550円
発行日:2013年4月発行
出版社:集英社(コバルト文庫)
評 定:★★★★
●作品データ●
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主人公:リディア・アシェンバート
エドガー・アシェンバート
語り口:3人称
ジャンル:英国風ファンタジー
対 象:ヤングアダルト向け
雰囲気:少女漫画風
結 末:ハッピーエンド
イラスト:高星 麻子
装 丁:織田 弥生
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【100字紹介】
英国、ヴィクトリア朝時代が舞台のファンタジー・ライトノベル第31巻。
自分の運命を知り、姿を消すアルヴィン。その行方を案じつつ、
リディアとエドガーは最終決戦の準備を進める…ついに迎えた彼らの戦いの結末。
英国、ヴィクトリア朝時代が舞台のファンタジー・ライトノベル。
32冊目にして第31巻、本編最終巻です。完結です。
自分が生まれれれば母が死ぬ、
プリンス打倒こそ使命だと信じていたのにそれは父殺しに
繋がっていた…、過酷な宿命を知って姿を消したアルヴィン。
最終決戦の鍵を握る「ファイアアゲート」を求めて、
伝説のセルキーを知るであろう老セルキーを訪ねるアーミンたち。
着々と調査を進めるカールトン教授や「朱い月」のメンバーたち。
多くの協力を得ながら、ついにリディアとエドガーの最後の戦いが始まります。
そして、終わります。
ここまでの道のりを思うと、ぎゅっと1冊に詰め込みすぎでは!?
というくらいの密度。ですが、まあそこはスピード感を出すために、
ということでよろしいのではないでしょうか。
あんまり引き伸ばされても、疲れますしね。
それにしても、これで本当に終わりなのですね。
もっと読みたい、もっと浸っていたい…と思いつつ、
そろそろ彼らの苦労も終わらせてあげたい、とも思います。
そして、まだ生まれていないにも関わらず、
すっかり親の顔になってしまったリディア&エドガーを眺めつつ、
時の流れに思いを馳せます。
それほどの時間は経っていないとはいいつつ、初期からは激変ですね。
リディアもエドガーもレイヴンもみんなみんな。
そしてアーミン…。まさかのアーミンでした。
ケルピーとの関係がとても興味深いものでしたのに。
それに、レイヴンとの関係も。
レイヴンと言えば、まさかのロンドン塔での繋がりでしたが、
あれは最初から構想されていたのでしょうか…。
うまく行き過ぎてびっくりですね。
そしてレイヴン&ケリーもいいですね。いいですよ!
まだ短編集があるらしいです。
いやー…、楽しみです。
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文章・描写 :★★★★
展開・結末 :★★★★
キャラクタ :★★★★
独 自 性 :★★★★
読 後 感 :★★★★
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菜の花の一押しキャラ…エドガー・アシェンバート
「妖精は、淋しくならないものね。魂しかないからなのかしら。
体を得てこの世に生まれたとたん、心はいろんな思いを知るのかもしれないわね」(リディア)
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