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もしも余命が [日常とか雑感]

もしも「あなたの余命はあと半年です」って言われたら。
どうするだろうなあというのを結構真剣に、
考え込んでしまいました。

いや、末期のガンを告知されても、
精力的に仕事に取り組んでいるという
音楽プロデューサーさんの記事をたまたま見て。


自分だったら、どうするのだろう。
まずは本当に間違いないのか、何故そうなるのかを問い詰めて、
色々調べるのでしょうね。そうしてきっと、確かにそうなのだ、
と納得してしまったとき、ひどく絶望するのでしょう。
それをひたすら、文章に書きそうな気がします。
そりゃもう、絶望的な調子で。
まさに本人にとってはこの世の終わりなわけですから、
誰にも文句は言わせないぞ、的な。

そしたらとりあえず楽器を飽きるまで
吹きに行くのだろうな。
それからPCの中身の整理をして。
仕事は適当に何とかしてくれと、まとめて。

そういった一通りが終わったら何となく、
自分は最後まで生ききったりはしないだろう、
というどこか予感めいたものを感じます。

あのときこうしていたら、あのときこうだったら…、
様々な後悔と、「何故自分が、どうして自分が」という
自分の不運への怒りにも似た恨みと、
そうして自分がいなくなったあとも、
世界は何も変わらず、何事もなかったかのように
進んでいくのだろうという嫉妬と。
そういうものを、限りあるとはいえ何日も、
抱え込んだままで生きていけると思えない。


そこまで考えて、冒頭の人は、何て凄い人だろう、と。
一人娘が小学校に上がる前日にガンが分かって…とか、
もうどれだけ人生罰ゲーム状態!?って感じじゃないですか。

さすがに2週間、落ち込んで色々考えたそうですが、
そのあとから突発的病気や事故等よりは
考える時間があるじゃないか、
というところに持っていっているところが凄い。
その境地に達するところが、とにかく自分では無理だろう、
と素直に尊敬するのです。


しかし、やっぱりどれだけ考えても難しいですね。
唯一、何かに感謝するとしたら、
子どもを持たなかったことに対して、かもしれません。
子どもがいたら、遺して自分だけ死ぬとか、
絶対許せない、と葛藤することでしょうから。

ただ、逆に家族を作らないまま老齢になったら、
絶対に後悔するだろうなあというのもひしひしと感じるので、
結局子どもがいないなら、今後数年以内に死ぬ方が良さそうだ、
というのが結論でしょうか。

つまりは、早く死んだ方がいいな、というわけですが、
それでもやっぱり、余命宣告されたら落ち込むのでしょうね…。
いやはや、人間というのは難しいものです。
いや、自分がわがままなだけ?

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