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●「貴族探偵エドワード 萌葱の野原を駆けるもの」椹野 道流 [読書レポート]

「貴族探偵エドワード 萌葱の野原を駆けるもの」椹野 道流
英国風ミステリアスストーリー第14巻


貴族探偵エドワード  萌葱の野原を駆けるもの (角川ビーンズ文庫)

貴族探偵エドワード 萌葱の野原を駆けるもの (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/11/30
  • メディア: 文庫


読了日:2011.10.20
分 類:ライトノベル
ページ:222P
価 格:495円
発行日:2010年12月発行
出版社:角川ビーンズ文庫
評 定:★★★


●作品データ●
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主人公: エドワード・H・グラッドストーン
語り口: 3人称
ジャンル: ライトノベル
対 象: ヤングアダルト
雰囲気: オカルト・ミステリ
結 末: 解決
イラストレーション: ひだかなみ
デザイン: BELL’s
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【100字紹介】
英国風ミステリアスストーリー第14巻。
ついにチーノ編が終わり、舞台は再びロンドラへ。
兄・ロジャーから回された、意識不明に陥ったお嬢様と、
彼女との駆け落ち疑惑をかけられた上、脱走した鍛冶屋の捜索依頼の話



英国風ミステリアスストーリー第14巻です。
途中で番外編があったので、ひとつながりの物語としては第13弾。
1巻完結の、初期の頃のオカルト探偵ものの雰囲気そのままのお話。
仲間はずいぶん、増えましたけどね。

チーノに帰ってきて、早速の依頼は、兄・ロジャーが持ち込んだもの。
顧客である百貨店の経営者・ミルトン氏は、
一人娘がしがない鍛冶屋と駆け落ちを企てた上、
悩みに悩んで倒れて意識不明になったことに心を痛め、
通報してその鍛冶屋を逮捕させたものの、脱走されてしまったので、
捕まえてきて娘にきっぱり別れを告げさせたい、という。
はあ…、、、何だか大変そうです。


しかし普通に探偵のお仕事かと思いきや、やっぱりオカルトなのでありました。
ちゃんとフルキャストで活躍の場を作ってあげているあたり、
やっぱり今回も作者のキャラ愛を感じました。ええ。
内容としてはベタかもしれないですけど、ハッピーエンドはよいものです。

ところで脱走の罪って、そんなに軽くないと思うのですが…。
本文中でも留置所からの脱走の方だけで懲役5-6年って言ってませんでしたっけ…?


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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…アルヴィン・ブルック

「…貴殿の正義を、皆、信じておる」(ウノスケ)

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