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●「伝説の勇者の伝説2」鏡 貴也 [読書レポート]

「伝説の勇者の伝説2 宿命の二人三脚」鏡 貴也
ネルファ皇国、シオン暗殺計画を描く第2巻


伝説の勇者の伝説〈2〉宿命の二人三脚 (富士見ファンタジア文庫)

伝説の勇者の伝説〈2〉宿命の二人三脚 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 鏡 貴也
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 文庫


読了日:2012.5.14
分 類:ライトノベル
ページ:342P
価 格:560円
発行日:2002年6月発行
出版社:富士見書房(富士見ファンタジア文庫)
評 定:★★


●作品データ●
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主人公 : ライナ・リュート
語り口 : 3人称
ジャンル: 異世界ファンタジーライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : コメディ&シリアス
結 末 : 一応決着、次に続く
イラスト: とよた瑣織
装 丁 : 朝倉哲也(designCREST)
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【100字紹介】
国王にまで成り上がってしまった元学友・シオンの陰謀で、
「勇者の遺物」探索を命じられた超無気力男ライナと女剣士フェリス。
嫌々旅立った2人はネルファ皇国へ。
同じ頃、シオン周辺では彼の失脚を目論む勢力が…。



アニメ化されたことのある、異世界ファンタジーの
ラノベシリーズ第2巻。ここから本編でしょうか。

今回の舞台は、ネルファ皇国。
魔法を修めた者が勝手に他国へ出奔する「忌み破り」認定されるような、
国の出方をしたライナ&フェリス(でもシオンの陰謀だよね)は、
ひょんなことからネルファの王様の孫・トアレと知り合うことに。

一方のシオンの方は、手飼いの部下を徐々に拡大しつつ、
逆に大切な部下を失うような反発もされつつ、
「闇」のミラン・フロワードを取り込むことに。
罠としか思えないネルファ皇国への表敬訪問の話…。
王様は前途多難です。

というわけで、本巻でミルク、フロワード登場。
多分、重要人物。


それにしてもアニメは本当に良い感じに掬い取っていました。
物語の構築自体は、いかにもラノベで良い感じですが
(若干、組織性が弱く、スタンドプレイ型の印象を受けますが、
それも含めて、良い意味でラノベ的)、
文章・ストーリーテリング技術は…、
途中で読むのを投げ出したくなるレベルです。
いやいや、何とか読み終わって良かったです。


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文章・描写 :★★
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★+
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菜の花の一押しキャラ…ライナ・リュート

「おいシオン。あいつは採用だろ?おもしろすぎる。」(クラウ)
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