ラジオを聴いていました。

ラジオを聴いていました。
菜の花はＴＶを持っていないので、ラジオをよく聞き流しています。
朝は、ラジオかけっぱなしですし、週末に家にいると、結構聴いてます。
まあ、聴くとはなしに聴いている、聞き流し状態ですけど。

語り部分はあまり好きではなくて、音楽が流れているのが好きです。
ときどき「ああ、この曲好きだなー」とか思うのですが、
それでわざわざチェックしてＣＤを買ったりはしないですね。
通り過ぎていく音楽との一期一会がいい、、、というか、単に飽きっぽいので
どんどん別の曲になっていってくれる方が、飽きてしまわなくてよろしいです。
いい曲！と思った曲を聴き続けて、嫌いになってしまうのが怖いのです。
まあ、実際はそれで本当に嫌いになった曲があるかというと、
そうでもない気がするのですが…。

多分誰でも、「ある曲を聴くと、鮮明に思い出す何か」があると思います。
その曲を聴いていたときに、一番印象深かったことや、そのときの気持ちなどを。
そういうのが「思い入れのある曲」というのでしょうか。

昨日はそんな曲に出会いました。
福山まさはるの「桜坂」。菜の花はこれを聴くと、学科の学生控え室の
薄暗い冬の風景を思い出します。狭い部屋の両側には黒板があって、
いっぱいに謎の数式が書き散らしてあって、
壁にはいつも、誰かのギターが立てかけられていました。
量子力学の講義はこの隣の部屋の大講義室であったのですが、
それには出ないでその時間、控え室にこもって量子力学の勉強したりしていました。
わざわざ講義に出ないで同じ科目を勉強していたのは訳ありでして。
菜の花、途中で講義についていけなくなったのです。
で、仕方ないので自習を。他にも解析力学でやっちゃったなあ。
どちらも必修科目で、何とか半期が終わる頃には追いついて、
ちゃんと「良」で通りましたけど、ほんと大変だった…( - -)。
この控え室にはほんと、毎日入り浸りでした。
女の子では菜の花が一番、ここにいたんじゃないかな。
男性陣は、主がいっぱいいましたけど。

みんなで訳の分からないこととか、しましたね。
１００円ショップで買ってきたラジオをばらして、その中身についてディスカッションしたり？
でも一番、菜の花の思い出に残っているのはギターでしょうね。
この頃、菜の花がこの部屋に通いつめたのは、ギターの練習をしていたのです。
ここの主たちは何人も、ギター弾きがいたので、いくつもギターが置いてあったのです。
で、教えてもらいつつ、勝手に弾いてました。結局、巧くはならなかったですけど。

そんなある日、菜の花の尊敬するギター好き・某Ｎ氏が振られました。
凄くいい声のおにいさんでして、歌声がね、福山さんによく似ていたのです。
彼には是非「桜坂」を歌って欲しかったですし、周りの誰もがそう思ったのですが、
「（歌詞が）リアルすぎる」とへこんだ彼は決して歌ってくれませんでした。残念。
今なら歌ってくれるでしょうか。ギター弾きながら…。今度、頼んでみようかな。

それから、バックストリートボーイズ！
これもかかってました。菜の花、結構好きなんですけど、この人達を聞くと
「うわ、勉強せねば！」
…って自動的に頭が研究モードに入ります…（笑）。
これは菜の花が国際学会で発表するための準備をしていた頃に、
ＭＤでエンドレスに聴いていたせいです。しゃきっとするんですよね。

さて、読書。
今日は「亜愛一郎の狼狽」泡坂妻夫読了。
今から「風神の門」司馬遼太郎（新潮文庫、1987年）を読み始める予定。

現在のよみもの状況
----------------------------
★「安倍清明　陰陽師　伝奇文学集成」志村有弘編（レポートUP待ち）
★「鳴釜奇談」椹野道流（レポートUP待ち）
★「森博嗣の浮遊研究室２未来編」森博嗣（レポートUP待ち）
★「お伽話のように」高里椎奈（レポートUP待ち）
●「亜愛一郎の狼狽」泡坂妻夫（読了率34％）
○「風神の門」司馬遼太郎（読了率0％）
----------------------------

コメント 2

ラジオ懐かしいなぁ。
中学と大学の時に聞いてたなぁ。
朝は目覚まし代わりにラジオがつくようにしてましたよ。
お相手は、ジョン・カビラ。
朝から濃い声なんです。それで良いんです。（ジョン・カビラ風）
by (2006-03-13 00:25) 

＞けんじさん
あれ？高校のときは聴いていないの！？と気になってみました。
菜の花は中学生の頃は「基礎英語」のためにだけラジオを聴き、
高校生の頃は夜にヒットチャートのチェックをし、
大学生の頃は車の運転のお供に聴き、
今では無音に飽きたら聴いてます、って感じです。
考えてみると、ラジオってテレビより大分、身近かも。
by 菜の花 (2006-03-14 00:27)