●「孤独の価値」森 博嗣 [読書レポート]
「孤独の価値」森 博嗣
「孤独」は悪いことではない!孤独人生論。
読了日:2016.9.17
分 類:エッセイ
ページ:182P
価 格:760円
発行日:2014年11月発行
出版社:幻冬舎新書(幻冬舎)
評 定:★★★★
●作品データ●
---------------
テーマ : 孤独
語り口 : 一人称(僕)
ジャンル: エッセイ
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 気ままに
---------------
【100字紹介】
孤独とは何なのか?定義から考察を始め、 何故孤独は悪いというイメージが一般的なのかを解き明かし、 孤独は決して悪いことではなく、得難い価値あるものだということ、 それを和らげ、発散する方法を提案するエッセイ
久し振りに、森エッセイを。
相変わらずの独特のカラーです。
好きな人なら、ああこれだよ、というような。
楽しそうに過ごしていらっしゃるようで、
羨ましいところですが、
まあ誰もが森博嗣になれるわけでもないですし、
なりたいとも限らないわけですが…、
やっぱり楽しそうです。
自分なりの楽しさを見つけて、
この境地を得られるといいな、と思えますね。
さて、本書の内容ですが。
タイトル通り、孤独についてでした。
孤独は、集団生活から外れることで生存を脅かされる可能性のある、
古い本能の延長線にあること、また寂しさと直結していること。
この寂しさについて、人間の気持ちの描くサインカーブの中で、
プラスの頂点とマイナスの頂点がそれぞれ楽しい、寂しいではなく、
微分の頂点(気持ちのサインカーブでは、
マイナスからプラスへ転じるところ、マイナスからプラスへ転じるところ)
であるという説が大変面白いところ。
論考のようでいて、一直線ではなく行きつ戻りつ感があり、
やはりエッセイ、という感じです。
なのにアカデミック風な雰囲気が崩れないのも、
森博嗣らしい気がします。
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文章・展開 :★★★
簡 潔 性 :★★★★
学 術 性 :★★★★
独 自 性 :★★★★★
読 後 感 :★★★
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「孤独」は悪いことではない!孤独人生論。
読了日:2016.9.17
分 類:エッセイ
ページ:182P
価 格:760円
発行日:2014年11月発行
出版社:幻冬舎新書(幻冬舎)
評 定:★★★★
●作品データ●
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テーマ : 孤独
語り口 : 一人称(僕)
ジャンル: エッセイ
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 気ままに
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【100字紹介】
孤独とは何なのか?定義から考察を始め、 何故孤独は悪いというイメージが一般的なのかを解き明かし、 孤独は決して悪いことではなく、得難い価値あるものだということ、 それを和らげ、発散する方法を提案するエッセイ
久し振りに、森エッセイを。
相変わらずの独特のカラーです。
好きな人なら、ああこれだよ、というような。
楽しそうに過ごしていらっしゃるようで、
羨ましいところですが、
まあ誰もが森博嗣になれるわけでもないですし、
なりたいとも限らないわけですが…、
やっぱり楽しそうです。
自分なりの楽しさを見つけて、
この境地を得られるといいな、と思えますね。
さて、本書の内容ですが。
タイトル通り、孤独についてでした。
孤独は、集団生活から外れることで生存を脅かされる可能性のある、
古い本能の延長線にあること、また寂しさと直結していること。
この寂しさについて、人間の気持ちの描くサインカーブの中で、
プラスの頂点とマイナスの頂点がそれぞれ楽しい、寂しいではなく、
微分の頂点(気持ちのサインカーブでは、
マイナスからプラスへ転じるところ、マイナスからプラスへ転じるところ)
であるという説が大変面白いところ。
論考のようでいて、一直線ではなく行きつ戻りつ感があり、
やはりエッセイ、という感じです。
なのにアカデミック風な雰囲気が崩れないのも、
森博嗣らしい気がします。
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文章・展開 :★★★
簡 潔 性 :★★★★
学 術 性 :★★★★
独 自 性 :★★★★★
読 後 感 :★★★
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